カーボングラファイトシャフトの歪はシートを巻く上で重なったところが硬くなり、肉厚の均一性がなります。
スチールの場合は溶接熱で真円が楕円形に歪み、硬・軟部分が出ます。
歪のあるシャフトを無造作に使用すると、スイング時のクラブフェースの向きや軌道に大きな影響を与え
安定性を欠くクラブになってしまう可能性が非常に高くなります。
そうしたシャフトに歪の影響が大きくなるような角度でクラブヘッドを装着してしまうと
ショットに与える影響は大きくなってしまいます。
シャフトをどういう向きで取り付ければ良いのかを点検し、シャフトの芯出しのような調整作業がスパイン調整です。
1)シャフトの曲がり点検:シャフトが真っ直ぐでなければ、正しいスパイン位置は出せません。
2)シャフトのBUTT ENDから12インチのところを起点にして
Tipに架け(3点)・シャフトを360度回転させ硬い部分を検出し
ヘッドをスクエアに据わらせ、硬い部分を6時〜12時部分に挿します。(トゥダウン防止)
フェース面には軟らかい部分がきます。(シャフトがはしります。)
スパイン調整をすると、シャフトの適正な動きになり、ダウン〜インパクトにかけて同じような撓り戻りになり、同じようなタイミングで打てます。
*スパイン測定はシャフト単体で測定します。グリップを取外した状態のみ測定出来ます。
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